第11回 「腸の汚れ」も加齢臭の犯人だった
加齢臭の犯人は活性酸素以外にもう一人いた!
前にも述べたとおり活性酸素が増えると過酸化脂質も増えて、加齢臭の元であるノネナールも増加。加齢臭が強まってしまいます。
このため、活性酸素が発生する原因である食品添加物、環境汚染物質、紫外線、放射線や電磁波、化学物質、ウイルス、ストレス、激しい運動、薬品、便秘、偏った食生活、飲酒喫煙などの生活習慣などによって活性酸素が体内に増加すると、脂肪酸の酸化を推進。ノネナールが増えて加齢臭が強まってしまいます。
実際に加齢臭の強い人をみてみると、焼き肉などの脂ぎった食事、酒やタバコ、夜更かし、運動不足、睡眠不足、仕事中心の生活などなど、典型的なオヤジ型の生活習慣を送っている人が多いように見受けられます。こうしたオヤジ型生活習慣が活性酸素を過剰発生させ、ノネナールを増加させて加齢臭を強めているというメカニズムが見てとれるのです。
皮脂の脂肪酸を酸化して加齢臭の元であるノネナールを増加させ、加齢臭の隠れた犯人となっている活性酸素ですが、実はこの活性酸素以外にも加齢臭発生の犯人がもう一人いることをご存知でしょうか?
活性酸素以外の加齢臭発生の犯人・・それは「腸の汚れ」です。
なぜ「腸の汚れ」が加齢臭発生の犯人になるのか?
次回は腸の汚れが加齢臭を発生させるメカニズムについてお話ししましょう。