第5回「加齢臭」オヤジに非難が殺到
中高年の悩みのタネ「加齢臭」。
その加齢臭に炭の持つスーパー消臭作用が効果を発揮します!
加齢臭は「オヤジ臭」とも言われ、中高年男性の持つ独特の匂いです。
年をとると、個人差はあるものの誰でも若い頃にはなかった独特の匂いを発するようになり、40才以上の男性の実に8割以上が加齢臭を発しているといわれています。そして、その臭いが家族や会社の同僚などの周囲の人たちに不快感を与えているのです。
しかし、加齢臭が注目を浴び始めたのはごく最近のことです。戦後間もない日本では、各家庭の前にゴミ箱が並んで、生ゴミの匂いが街に充満していました。冷蔵庫も普及していなかったために野菜はすぐに腐り、犬猫は路上に糞をし放題。水洗便所も普及しておらず、バキュームカーと呼ばれる糞尿収集車がわが物顔に街を走り回っていました。くわえて、まだあちこちにあった畑の肥料も糞尿と来ては、多少の体臭など気にする人もいなかったのです。
ところが、その後水洗便所やポリゴミ袋の普及などで、街からは次第に臭い匂いが消えてゆき、いまでは匂いなどどこにもない無臭社会になってしまいました。
そんな中、やり玉に挙がったのが加齢臭です。以前から存在していたものの誰も気にとめなかった加齢臭が、あらゆる匂いが消え去った無臭社会で人々に不快を与える特別な匂いとして注目を浴びるようになってしまったのです。
いまや若い女性を中心に加齢臭オヤジに対する非難の声が高まり、これまで自分の匂いを気にしなかった中高年男性も気にせざるをえない状況になってしまいました。その結果、いま多くの中高年男性が肩身の狭い思いをし、加齢臭対策を真剣に考えています。こうした状況下でいったい加齢臭オヤジはどうすればよいのでしょうか?
次回は加齢臭の防止法について詳しくお話ししましょう。