第二回おそるべし「炭」のパワーでいやな臭いを除去

たとえば赤外線作用、調湿作用、吸着作用、浄化作用、消臭作用、防虫作用、電磁波遮断作用、マイナスイオン作用、微生物の生育作用など、炭のパ ワーは多岐にわたります。とくに注目したいのは、炭には健康を助けるさまざまな作用があり、解毒・整腸作用を持つ医薬品として医療現場の最前線で使われて いるということです。
そんな中、今回取り上げるのは、炭の持つ、イヤな臭いを消してくれる「消臭作用」です。
消臭作用は炭の持つもう一つの作用である「吸着作用」によるものです。物質を強力に吸着する作用を持っているのは、炭の最大の特徴である「多孔質」という構造に起因しています。
多孔質とは孔がたくさん空いている構造のことです。内部に孔がたくさん空いていると、大気にさらされる表面積が格段に大きくなって、その広さは直方体の場合の面積の数百倍にも達します。
炭の原料である草木類の内部には根から幹や枝葉に水分や栄養を送るための管が無数に走っていますが、そんな草木類を蒸し焼きにして炭を作ると、その名残りであるミクロの孔が無数に残ります。この無数の孔が炭の持つ吸着効果の秘密なのです。

次週は、汚染物質まで中和してしまう炭の本当の力を検証いたします。