いま、マスコミを始め、医学界、食品メーカーなど、あらゆる方面から炭の存在が再注目されています。中でも、サプリメントとしての炭の注目度は年々右肩上がりで、美容や健康の救世主として大人気です。では、なぜいま炭なのか? 多方面の事例を交え検証していきたいと思います。

第一回 古代人は炭の防腐効果や消臭作用を知っていた

日本人の生活と切っても切れない炭ですが、古くから自然の草木から作られる燃料として使われ、調理用や暖房用などの生活に欠かせないものとして親しまれてきました。
実は昔の人たちはこれら以外にも、炭の持つ防腐効果や消臭作用などの効果をよく知っていて、さかんに利用していました。古代の古墳には木炭にくるまれるように棺が埋葬されていたり、古事記の編者太安万侶の墓の底にも木炭が敷き詰められていたそうです。さらに、世界遺産の中尊寺にある奥州藤原氏の棺の周囲も大量の炭で囲まれていて、青森県長勝寺にある江戸時代の津軽承祐のミイラは大量の木炭に包まれていたそうです。
また、中国では、有名な馬王堆古墳の女性の棺が5トンもの木炭に囲まれていたといいます。
このように、古くから、いろんな形で使われてきた炭、
次週以降は昨今中年男性のお悩みとなっている、加齢臭対策にも効果があるという
炭の可能性をお話しいたします