「腸の汚れ」には機能性炭

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万病の元「腸の汚れ」

いま「腸内フローラ」に熱い視線が集まっています。それは老化・病気の元凶である「腸の汚れ」が注目されるようになってきたからです。
腸が食物を運ぶ「ぜん動運動」は野菜などに含まれる植物繊維が腸の内壁を刺激することによって促されます。ところが、現代人は近年の食の欧米化によって肉や脂肪、食品添加物のような消化が難しく、繊維質を含まない食物ばかり食べており、腸の内壁が刺激されないため、消化物を運ぶぜん動運動が起こらないことで、消化物が腸内に滞留してしまいます。
また、現代人に多い運動不足が腸の筋肉を衰えさせたり、ストレスが腸の働きを不活発にしたり、過食が腸を疲れさせたりすることでも、消化物を腸内に滞留させてしまいます。
こうしたことによって消化物が腸内に長期間滞留すると、滞留物が腸の内壁にニカワのようにこびりついて(宿便)、腸の機能を低下させてしまいます。そして、その結果としてさまざまな不調を引き起こし、便秘や下痢はもちろん、栄養素の吸収や老廃物の排出などの腸機能が低下したり、ひどい場合は腸壁が傷ついたり、潰瘍ができたりしてしまいます。

汚れた腸の絵

悪玉菌が増殖して毒性物質を産生

腸内には善玉菌や悪玉菌、中間菌などの細菌が無数に生息しています。このうち善玉菌は腸の運動を活発にして排泄を促し、腸内の滞留物が腐敗しないように腸内環境を保っています。
一方、悪玉菌はたんぱく質や脂質などの消化の悪い食物が腸に長期間滞留することで、それらを栄養分として腸内に増殖します。さらに、喫煙や飲酒、不規則な生活、ストレスなども悪玉菌増殖の原因となります。
増殖した悪玉菌は腸内の滞留物を腐敗させ、アンモニアなどの悪性物質やガス、病原菌などを発生させます。腸内に発生する悪性物質には凶悪な「活性酸素」もふくまれていて、活性酸素の異常発生の約90%は腸内だとさえいわれているのです。
そして、腸内で発生する悪性物質やガス、病原菌は、口臭や体臭、腹部膨満感、食欲不振、腹痛、吐き気などを引き起こすばかりか、腸の粘膜から体内に入りこんで、血液に吸収されて全身をかけめぐり、ありとあらゆる病気を引き起こします 。

肌の老化に生活習慣病、アレルギーまで

汚れた腸の絵

さらに、悪性物質が血液中に増えることで全身の血行も悪化して、肩こりなどの筋肉硬直を引き起こします。また血行が悪化すると、皮膚細胞への栄養供給も低下して、肌がみずみずしさを失ったり、肌の免疫力が衰えて肌荒れやニキビなどを引き起こします。くわえて、血行不良で肌の新陳代謝も低下することで、新しい皮膚の産生が減って肌が老化したり、メラニン色素の排泄力が低下してシミなども定着しやすくなります。 また、腸内に発生した毒性物質は自律神経を乱す誘因にもなり、自律神経のバランスが狂って頭痛やめまいなどを引き起こしたり、アレルギー性気管支喘息、アレルギー性皮膚炎(アトピー)、アレルギー性鼻炎(花粉症)などのアレルギーの原因となります。

腸の汚れが引き起こす疾患としては、大腸炎、大腸ポリープ、過敏性腸症候群などの腸の病気をはじめ、痔、肝臓病、賢臓病、膠原病、さらには糖尿病や動脈硬化などの生活習慣病やそれらから生ずる心臓病や脳梗塞などを挙げることができます。腸内に発生する悪性物質の中には発ガン物質も含まれており、とくに大腸ガンは近年急増中です。

難しい個人による「腸内洗浄」

さまざまな問題を引き起こす腸の汚れを解消するため、予防医療先進国の欧米では腸内滞留物を除去する「腸内デトックス」が医学的にも推奨され、一般に普及しています。なかでも「腸内洗浄」はドイツ人医師マックス・ゲルソン博士が始めた健康法として、70年の歴史を持っており、近年ではマドンナやダイアナ妃、ディカプリオなどといったセレブの間でブームになったことで注目を集めています。
こうした腸内洗浄は通常は専門の医師が行いますが、料金が高い、医院の敷居が高い、肛門を人前にさらすのは恥ずかしいなどといった問題もあって、市販のキットやコーヒーエネマなどを使って自分で行う人も多いようで す。しかし、腸内洗浄を個人でやると、衛生面での問題はもちろん、外からの強い刺激で排便することに慣れてしまうことで、自発的な排便が起こりにくくなったり、逆に腸の粘膜が過敏になって一日に何度も便意をもよおす羽目になってしまったケースもあるのです。
さらに、ノズルで繊細な腸の粘膜を傷つけて感染症を起こしたり、腸に穴を空けてしまったり、果ては破裂させたりして、最悪の場合死に至る例もあるようです。一方、便秘などに際して薬学的に便を排泄させることでお馴染みの「下剤」ですが、こちらも腸の自然な排泄力を失わせて次第に下剤に頼りきるようになり、依存症に陥ってしまうという欠点を持っています。

「有害物質」除去を期待

そんな中、注目されているのが日本古来のジャパニーズハーブである“炭”です。
自然の草木類から作られる炭にはかつて栄養や水分の通り道として使われていた植物の血管とも言えるミクロの孔が無数に空いており、そこに汚れを吸着。
食品添加物、重金属、二次胆汁酸、AGEsなどの「有害とされる物質」の吸着効果が期待できます。

また、炭には強力な消臭作用もあって、匂いの元となる悪性物質を吸収。臭いを解消してくれる効果も注目されています。このように炭は、様々な美容・健康・若返りに貢献する手段として各方面から熱い視線を浴びているのです。

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